タクシードライバーになる際に必要な履歴書への運転免許証の記載について

タクシードライバーになる際には、タクシー会社の求人募集に応募することが大半です。求人募集広告を見た後にタクシー会社に連絡し、面接の日取りが決まります。

面接時には履歴書の持参が必須です。職務経歴書や運転記録証明書が求められるケースもあるかもしれません。ここでは、履歴書への運転免許証の記載について解説していきます。

履歴書への運転免許証の記載は正式名称が基本

タクシー会社に提出する、履歴書への運転免許証の記載は、正式名称が基本です。一般的に普通免許と呼ばれている運転免許は、普通自動車第一種運転免許と記載しておけば間違いありません。他の運転免許も含めた正式名称は以下のとおりです。

運転免許の種類 正式名称
普通免許 普通自動車第一種運転免許

普通自動車第一種運転免許(AT限定)

大型免許 大型自動車第一種運転免許
中型免許 中型自動車第一種運転免許
大型特殊免許 大型特殊自動車免許
大型二輪免許 大型自動二輪車免許
普通二輪免許 普通自動二輪車免許

普通自動二輪車免許(AT限定)

普通自動二輪車免許(小型二輪限定)

普通自動二輪車免許(小型二輪・AT限定)

小型特殊免許 小型特殊自動車免許
原付免許 原動機付自転車免許
牽引免許 牽引自動車第一種運転免許
準中型免許 準中型自動車免許
普通第二種免許 普通自動車第二種運転免許
中型第二種免許 中型自動車第二種運転免許
大型第二種免許 大型自動車第二種運転免許
大型特殊第二種免許 大型特殊自動車第二種運転免許
牽引第二種免許 牽引自動車第二種運転免許

取得年月日による普通免許の違い

普通免許(普通自動車第一種運転免許)は、取得年月日によって、名称が異なるケースがあります。

2007年6月1日より前に取得 中型自動車第一種運転免許(8t限定)
2007年6月2日から2017年3月11日までに取得 普通自動車第一種運転免許
2017年3月12日以降に取得 準中型自動車第一種運転免許(5t限定)

運転免許証から免許の取得年月日をチェックする方法

運転免許証から免許の取得年月日をチェックすることが可能です。運転免許証の左下に表示してある日付がそれぞれの免許の取得年月日です。

普通自動二輪、大型自動二輪
小型特殊自動車
原動機付自転車
第一種の普通自動車など
二種 第二種の普通自動車など

ただし、複数の運転免許を取得している場合には、最初に取得した年月日のみが記載されます。仮に普通自動車第一種運転免許の取得後、中型自動車第一種運転免許を取得した際には、最初の普通自動車の取得年月日だけが表示されるということです。

そのため、2つ以上の運転免許を取得している方は、スマホのメモ帳アプリなどに、免許の種類と取得年月日を記しておくことをおすすめします。

運転免許証の番号から取得年が判別可能

運転免許証の「番号」の右横に並んでいる数字が、運転免許証番号です。取得年は3つめと4つめの数字で表されています。1997年取得であれば「97」、2015年取得の場合は「15」です。

1つめと2つめの数字は公安委員会の番号

運転免許証の左から1つめと2つめの数字は公安委員会の番号を表しています。

北海道 北海道(10)、函館(11)、旭川(12)、釧路(13)、北見(14)
東北 青森(20)、岩手(21)、宮城(22)、秋田(23)、山形(24)、福島(25)
関東甲信越 東京(30)、茨城(40)、栃木(41)、群馬(42)、埼玉(43)、千葉(44)、神奈川(45)
北陸・中部 富山(50)、石川(51)、福井(52)、岐阜(53)、愛知(54)、三重(55)
関西 滋賀(60)、京都(61)、大阪(62)、兵庫(63)、奈良(64)、和歌山(65)
中国 鳥取(70)、島根(71)、岡山(72)、広島(73)、山口(74)
四国 徳島(80)、香川(81)、愛媛(82)、高知(83)
九州・沖縄 福岡(90)、佐賀(91)、長崎(92)、熊本(93)、大分(94)、宮崎(95)、鹿児島(96)、沖縄(97)

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