キッズタクシーとマタニティタクシー

タクシードライバーといえば、路上や駅前などで呼び止められたお客さんを乗車させるイメージが強いかもしれません。

タクシー会社の中には、子供の習い事や学習塾などの送迎を行う「キッズタクシー」や、妊婦さんを病院に送り届ける「マタニティタクシー」と呼ばれるサービスを提供しています。

キッズタクシーとは?

キッズタクシーとは、お仕事などでお子さんの習い事や学習塾などの送り迎えが難しい親御さんに代わって、タクシードライバーが送迎するサービスです。キッズタクシーという名称ではありますが、お子さんのママが、出産後の退院や、お子さんの検診などで利用することも可能となっています。

基本的には事前に予約し、最初の1時間の料金に対して、その後経過した30分ごとの料金をプラスしていくシステムです。スマートフォンアプリから手軽に予約できるメリットもあります。

マタニティタクシーとは?

マタニティタクシーは、陣痛タクシーやたまごタクシーという名称でも呼ばれる、妊婦さんの出産をサポートするためのサービスです。事前に登録しておくことで、急な出産前の陣痛が起きた際に、妊婦さんをかかりつけの病院まで送り届けてくれます。

マタニティタクシーは、24時間365日いつでも対応できるように、専用のオペレーターが待機しています。事前に自宅などから病院までのルートを登録できるため、タクシーに乗車してから、ドライバーに道順を説明する必要もありません。

ドライバーもあらかじめマタニティタクシーのための講習を受けているため、様々なトラブルの対処の点でも安心して利用できる特徴があります。

マタニティタクシーの料金は、送迎料金と基本乗車料金のみです。時間指定の場合には、時間指定の料金が別途加算されます。

マタニティタクシーで病院に行く際の手順

ここからはマタニティタクシーを利用して、妊婦さんが病院に行く際の手順を紹介します。

1.事前の登録

マタニティタクシーは、事前にタクシー会社に登録することで利用可能となるサービスです。ご自宅の住所やかかりつけの病院の住所などを登録します。マタニティタクシーの登録=利用ではないので、登録だけでも問題ありません。

2.陣痛開始後、病院に連絡

陣痛が開始しましたら、まずはかかりつけの病院に連絡します。入院の準備もしておくと慌てなくて済むでしょう。

3.マタニティタクシーに連絡する

出かける用意ができましたら、事前登録したマタニティタクシーに電話連絡します。

4.マタニティタクシーに乗車

自宅まで迎えに来てくれたマタニティタクシーに乗車します。病院への住所も登録済みのため、そのまま送ってもらえます。余裕があるようなら、乗車した際に病院の名前を伝えておきましょう。

5.病院到着

事前登録した病院に到着します。乗車料金は後ほど精算することがほとんどです。

キッズタクシーやマタニティタクシー以外のサービス

タクシー会社では、キッズタクシーやマタニティタクシーの他にも、様々なサービスを提供しています。

観光タクシー

観光客向けの貸し切りタクシーサービスです。時間単位で料金が設定されており、観光スポットを巡っていく形です。ショッピングなどで利用するお客さんもいるようです。

空港タクシー

自宅から羽田空港や成田国際空港などにタクシーで送迎するスタイルです。基本的には定額料金で利用できるようになっています。

女性専用タクシー

女性のお客さんが安心して乗車できるために考えられたタクシーサービスです。ドライバーも女性が担当し、送り迎えをしてくれます。

中には家の玄関までお客さんの見送りをするタクシー会社もあるようです。女性専用タクシーを利用する際には、事前登録が必要となっています。

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