タクシードライバーで稼げない人の5つの共通点

タクシードライバーは、売上に応じた歩合給が支給されるため、20代の方でも、年収400万円から600万円を稼ぐことが可能な職業です。東京23区のタクシードライバーの中には、年収700万円から900万円という方も少なくありません。

一方で、同じ東京23区を営業エリアとしながらも、月収で10万円台から20万円台前半というタクシードライバーも存在します。ここでは、タクシードライバーで稼げない人の5つの共通点を紹介します。

1.自己管理ができない不健康なタクシードライバー

タクシードライバーの業務は、ほとんどが隔日勤務と呼ばれる、1勤務19時間から21時間の長丁場です。昼日勤や夜日勤という勤務スタイルもありますが、日勤の場合でも8時間から9時間は乗務することになります。

タクシーの運転は、神経も使いますし、眼も疲れます。眼の疲れは肩こりを誘発しますし、同じ姿勢で長時間座っているため、腰や背中の痛みにつながるリスクも含んでいます。高収入のタクシードライバーほど、上手に休憩を取り、休日にはリフレッシュすることを優先しています。

売上があがらないタクシードライバーほど、勤務後や休日(明番含む)に深酒をしたり、身体のメンテナンスをしない傾向があるようです。

2.サボり癖を持つタクシードライバー

タクシー会社は、基本的に営業所を出庫して帰社するまでの間は、時間の使い方をドライバー各自に任せています。そのため、最小限の乗務のみに抑えて、後はサボることも可能ではあります。中には人気の少ない場所で昼寝を何時間もしているドライバーが存在しても不思議ではありません。

とはいえ、そういったサボり癖を持ったタクシードライバーは、当然のことながら、あまり稼ぐことはできないのも事実です。タクシードライバーの絶対数が少ないうちはそれでも務まるかもしれませんが、将来的に厳しくなることも考えられます。

3.感情的になりやすいタクシードライバー

タクシーのお客さんの中には、好ましくない人や、相性の良くない人がいる可能性があります。中には意図的にタクシードライバーを怒らせるような言動をするお客さんもいるかもしれません。

そのような際に、ドライバーの方も一緒になってカッとなるようなら、トラブルメーカーとなるリスクが高いと言えるでしょう。何を言われても柳に風のごとく飄々としているくらいの方がトラブルを回避できるのではないかと思われます。

感情的になりやすいタクシードライバーは、お客さん相手だけでなく、周囲の車や歩行者などにもカッとなって、交通事故を起こすこともあるかもしれません。

4.売上に対して考えを巡らせないタクシードライバー

タクシードライバーは、その月の売上に応じた歩合給が支給されるのが特徴です。そのため、売上に対して貪欲になることが、稼げるタクシードライバーの第一歩と言えるでしょう。

一方で、稼げないタクシードライバーほど、売上のことをあまり考えない傾向があるようです。他のドライバーと比較しすぎるのもあまり感心しませんが、まったく比較しないのも、会社全体の士気を下げることにつながります。

空車の時間が長ければ長いほど、ガソリン代が売上と関係なく浪費していきます。売上をもたらせないガソリン代などのコストは、長期的に見ると、会社の経営を圧迫することもありえます。

5.素行不良のタクシードライバー

タクシードライバーは接客業です。愛想が悪いドライバーよりも、にこやかに対応するドライバーがお客さんに選ばれます。休憩時間に煙草の吸殻を路上などに捨てるドライバーは、周囲から厳しく見られています。

SNSで誰もが容易に情報発信ができる時代です。会社のイメージダウンは、ご自身の収入になって表れることを忘れないでください。

ベストタクシーカンパニー

社長で選ぶタクシー会社