タクシードライバーに転職する3つのメリットとタクシードライバーに向いている3つのタイプ

タクシードライバーは転職者率の高い職業です。もちろん新卒で採用される方も存在しますが、やはり何か他の職業を経験した方が大多数を占める傾向があります。ここでは、タクシードライバーに転職することで得られる3つのメリットと、タクシードライバーに向いている3つのタイプを紹介します。

タクシードライバーに転職することで得られる3つのメリット

タクシードライバーに転職することで得られるメリットとして、次の3つがあげられます。

・未経験者の転職が可能
・定年を過ぎても働くことができる
・高収入に導く歩合給制度

①未経験者の転職が可能

ほとんどのタクシー会社の求人情報では、「未経験者歓迎」の文言を見つけることができます。同時にタクシー業界経験者も募集していますが、より門戸を広げることで、新たなタクシードライバーを増やす目的があるためです。

特に東京の場合は、人口の割合に対してタクシードライバーの数が少ない状況と言われています。そうした状況と相まって、タクシー会社は未経験者に対して、研修制度を設けることで、一人でも多くのタクシードライバーを誕生させることに力を注いでいます。

タクシー会社に未経験者として入社した場合、普通自動車第二種運転免許と乗務員証の獲得が最初のミッションです。普通自動車第二種運転免許は、タクシー会社と提携している自動車教習所で実技研修が行われ、教習所の実技検定に合格した後、運転免許試験場での学科試験の合格をもって入手できます。

乗務員証は、東京の場合、東京タクシーセンター講習時に実施される地理試験に合格後に受け取ることが可能です。未経験者の新人研修期間はおおむね1ヶ月程度となっています。

②定年を過ぎても働くことができる

多くのタクシー会社では、60歳を超えても仕事をすることができるようになっています。健康状態が良好であれば、70歳以降でも働ける環境が用意されています。個人タクシー事業者になることで、定年に関係なく仕事を続けることも可能です。

③高収入に導く歩合給制度

タクシードライバーの報酬は、歩合給が大きなウエイトを占めています。東京のタクシー会社の場合、60%から63%の歩合給が設定されていることが大半です。仮に月間の総売上が90万円の場合、90万円×(60%~63%)=540,000円~567,000円の歩合給を受け取ることができるようになっています。

そのため、タクシードライバーは、20代でも年収で400万円から600万円を稼ぎ出す方も珍しくありません。中には、年収700万円~800万円というドライバーも存在します。

タクシードライバーに向いている3つのタイプ

続いて、タクシードライバーに向いている3つのタイプを紹介します。

①自己管理ができる真面目さがある

タクシードライバーで高収入をあげる方に共通しているのは、自己管理ができる真面目さがある点です。隔日勤務の場合、1日20時間以上の仕事をすることになります。お酒を飲みすぎたり、不摂生をしていては、とても務まりません。交通ルールやマナーを率先して守る必要もあります。

②運転が苦にならない

前述したように、タクシードライバーは長時間の運転をするお仕事です。お客さんによっては、長距離のドライブとなることも考えられます。運転が苦にならない、むしろ運転が好きという方は、タクシードライバーに向いていると言えるでしょう。

③人と接することに抵抗がない

タクシードライバーは、基本的に千差万別な人たちと接する仕事です。一人の時間もありますが、多くの時間を乗客と過ごすことになります。人と接することに抵抗がなく、相手の動きを先読みできる気配りのある方ほど、タクシードライバーの適正があります。

ベストタクシーカンパニー

社長で選ぶタクシー会社