立川市でタクシードライバーに転職するには?稼ぎ方のポイントも解説

立川市は人口約18万人、多摩地区最大の乗車人員数のJR立川駅があり、400万人の人口を有する東京三多摩地区の中心都市として、タクシー需要も非常に高い地域です。

今回は、立川市のタクシー会社の転職、稼ぎ方のポイントについて解説します。

 

立川市の交通事情

 

立川市は、タクシーの営業区域では、府中市、昭島市、西東京市、狛江市、東村山市などを含めた15エリアからなる北多摩交通圏エリアとなります。

 

鉄道ではJR中央本線・南武線・青梅線が乗り入れ、多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレール線の立川北駅・立川南駅があります。

 

立川駅周辺は首都圏有数の規模の繁華街として、多摩地域の商業・交通の中心地の機能を果たしています。

 

一方で、駅から少し離れると自然豊かな国営昭和記念公園や、税務署などの立川地方合同庁舎があり、駅周辺1km圏内の移動手段として、タクシーを選択されるお客様も少なくありません。

 

立川市のタクシー事情

 

立川エリアは、駅の付け待ちと無線による予約配車がメインの営業スタイルとなります。

 

駅からやや離れた立川地方合同庁舎周辺は中・高層ビルが立ち並ぶオフィス街なので、会社員や公務員の方の通勤・帰宅時間の需要が高いと言えます。

 

さらに、JR中央線立川駅の1日の乗降客数は32万7806人/日※と、新宿、東京に次いで3位に位置づけており、終電以降のタクシー需要は飛躍的に高まります。

 

※参考:http://statresearch.jp/traffic/train/passengers_line_ranking_118.html

 

立川市のタクシードライバーは、安定した駅の付け待ちが基本的な営業スタイルですが、時間帯によって大きく稼げる可能性を秘めているのも立川の特徴です。

 

立川でタクシードライバーとして働くメリット

 

立川市でタクシードライバーとして働くことには、どのようなメリットがあるでしょうか。いくつかご紹介します。

 

地理試験に合格する必要がない

 

立川市を含む北多摩交通圏のタクシードライバーは、地理試験に合格する必要がありません。

 

したがって、地理試験に落ちた方や、どうしても合格に自信がない方は、地理試験が不要な北多摩交通圏を営業エリアに選べば、二種免許を取得後すぐに乗務デビューすることができます。

 

もちろん、地理試験の合格が不要だからといって、地理を覚えなくても良いわけではありません。

 

立川エリアの道や地理に詳しくなることは、お客様に安心してご利用いただくため、タクシードライバーとして稼ぐため、最低限身につけておくべきスキルです。

 

売上が安定しやすい

 

立川エリアのタクシー会社は、月30~45万円がおおよその平均月給で、付け待ち・無線配車が営業スタイルの中心となっているため、乗務デビューしてから比較的早くに売上が安定します。

 

都心エリアと比べて突出した売上を上げることは難しいですが、前述した稼ぎ時を逃さなければ、年収400~500万円程度に安定させることができます。

 

立川でタクシードライバーとして働くデメリット

 

立川のタクシードライバーとして働く場合、以下のようなデメリットもあります。

 

タクシーの競争率が高い

 

立川エリアは、地域密着型の中小タクシー会社の激戦区となっており、とくに立川駅周辺は競争率が高めです。

 

さらに、もっとも稼げるスポットでもある立川駅は、渋滞緩和を目的とした乗り入れ制限があります。

 

立川エリアでは、付け待ちを基本としつつ、状況を見ながら待機場所を変えていく営業スタイルも重要となります。

 

寮完備のタクシー会社が少ない

 

立川エリアのタクシー会社は、都心の営業所に比べて寮を完備しているところが少ないです。

 

立川で住む場所を探す分には困りませんが、上京してタクシードライバーに就職・転職を考えている方にとっては、立川のタクシー会社に勤務するメリットはあまりないでしょう。

 

立川市でタクシー会社に就職・転職するためのポイント

 

前述の通り、立川市には地域密着型の中小タクシー会社が数多く存在しています。

 

就職・転職のミスマッチを防ぐためにも、労働時間、勤務体系、賃金体系など、自身が重要視するポイントを踏まえ、自分の働き方に合ったタクシー会社を見極めることが大切です。

 

具体的には、各タクシー会社の以下の内容を調べましょう。

 

  • 勤務形態(月の出勤日数)
  • 賃金形態(歩合率やノルマの有無)
  • 資格取得の支援制度
  • 給料保証期間と保証される給与額
  • 無線配車の1日の本数
  • 他社との違いや強み

 

自宅から近い、名前が知られているなど、安易な理由だけでタクシー会社を選ぶのはNGです。しっかりと情報を精査して比較検討を重ね、自分に合ったタクシー会社を選びましょう。

 

まとめ

 

立川エリアのタクシー会社への就職・転職は、23区のように地理試験の合格は必須でないものの、「地図に詳しい」「土地勘がある」というのは大きなアドバンテージとなります。

 

また、付け待ちと無線配車は、丁寧な接客で固定客を作ることが、稼ぐための近道です。

 

以上のことを踏まえ、職場の環境が自分に合っていて、安定して稼げるタクシー会社を選びましょう。

 

 

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